2013年06月20日

【第9回】建築家と打ち合わせ

予算2000万円でこじんまりした家を建てるという計画が、2世帯住宅+賃貸アパート4室というビッグプロジェクトに替わってしまいました。

果たしてこの計画は実行に移せるのか……。まずはプロに話をしてみないとわからないということで、建築家にお会いすることにしました。

(本当はその前にやるべきことがあったのかもしれないですが……)

 

以前知人が素敵な家を建てたのを思い出し、その方に建築家を紹介していただきました。お会いする場所は先方のアトリエではなく実家。建築する場所を見ていただき、少しでもイメージを膨らませていただければと言う考えからです。打ち合わせは私のほか、二世帯側に住む母と妹も同席しました。

 

打ち合わせでは、こちらの状況を包み隠さず話しました。

 

①こちらはフリーランスである(ローン審査などに影響が出る可能性がある)

②実家に戻ることを考えたのはつい最近である

③もともとは小さな家を予算2000万円以内で考えていた。それが急に大きな話に変貌した(その経緯)

④母からの援助はない。よって賃貸収入がこの計画を進める上での肝になる(私が住むスペース、母と妹が住むスペースも大事だが、どれだけ魅力的な賃貸スペースを作れるかがとても重要)

 

とくに④については事情をしっかり説明し

●どれくらいの間取りをいくつほしいか

●個人の印象だが周囲はどういう雰囲気のアパートが多いか

●借り手はどのような人をイメージしているか

などを綿密に打ち合わせ。

 

同時に母と妹に“すべての望みは叶えられるかわからないが”と念押しした上で、自分たちのスペースをどうしたいかも話させました。

すると要望が出てくる出てくる。聞いていて私は冷や冷やです。
「あの……お金を出すのは俺なんだけど……」

建築家さんの前で思わず言ってしまいましたよ。

 

母の要望で一つ大事なことがありました。

●室内でそれぞれの世帯への行き来が出来ること

 

二世帯でもお互いの独立性は保ちたいが、完全分離ではなく行き来できるドアを作ってほしい。

これは相続税に関わる部分で必要になると。

 

ちなみに相談した建築家さんは、一般住宅はもちろん、二世帯住宅や賃貸併用も手掛けている方。

どんな案が上がってくるか、我々の考えは現実的なものに形を変えることができるか。

楽しみです。

 

 

 

☆今回の言葉☆

『建築家』

家を建てる上で、自分の理想を形にしてくれる建築家の存在は大きいですよね。建築家にもそれぞれ個性があり、自分が惚れ込んだ方に仕事を依頼して素敵な家を建てるのも憧れます。

一方でテレビや雑誌を見ていると「これは明らかに建築家のオナニーだろう…」というものも見かけますね。

ぱっと見はカッコいいけれど、本当に住む人のことを考えているの?

施主も浮かれてうんといっちゃったんだろうな……。3年も済んだら絶対に嫌になるわ……。

今回は建築家さんにも「素敵な家をデザインしてくれるのは嬉しいが、僕らが飽きずに長く住めるもの、そして賃貸物件として魅力的なもの」というお願いを強くしました。

 

☆今回の言葉☆

『二世帯住宅と相続税』

私は知らなかったのですが、母が相続時の“小規模宅地の特例”が改正されたという話をどこかで聞いたようです。

相続の際は相続人と“同居”していたかどうかで控除額が変わります。

この改正では二世帯住宅での“同居”の概念が変わったと。つまり今まで認められていたものが認められなくなったんですね。

詳しい内容はここに出ていました。

簡単に言うと、独立性の高い二世帯住宅は同居ではなく別居ですということですね。



takaman0123 at 17:27|PermalinkComments(0)打ち合わせ | プラン

2013年06月19日

【第8回】予算2000万円の建築計画が突然5000万円オーバーの話に

まったく……とんでもないことを言いだすものです。母は実家を壊して二世帯にするのでなければ、土地の使用許可を出さないという。

前にも書いた通り現在の土地の名義は母が半分、残りの半分を兄妹で3等分しています。そのためこの条件を飲めというのが母の言い分。

 

単純に考えて、2000万円の家が2棟で4000万円。そこに解体費用がかかります。

実はこの解体が曲者でして……。

 

父は実家を重量鉄骨3階建てにしました。まだ幼かった私にも「うちはな、鉄骨だから大きな地震が来たって大丈夫なんだぞ!」と自慢していました。

 

鉄骨の解体は木造とは比べ物にならない金額が必要に。

たまたま母の知人に解体屋さんがいたので聞いてみたところ、「現場を見ていないから超ざっくりした読みだよ」という前置きがついたうえで出てきた金額が1000万円!(←お友達値引き前)。ただし建物にアスベストが使われている場合、金額はさらに高くなると…。時代を考えれば間違いなくアスベストが使われている建物。ということは5000万円以上かかる。

 

5000万円といったら、山手線沿線に3LDKの新築マンション買えるし。そもそもそんな冒険しなくても2000万円ちょっとで中古マンションを買えばすむ話。

と言っても、母にすれば孫(息子はおまけ)と一緒に住むという夢のような話が舞い込んできたわけで、簡単に引き下がるわけがない。

「マンションを買うなんて、私は認めませんよ!!!」(←何をだ。マンションなら共有名義時のような許可はいらない)

 

僕が気にしたのは、親父の気持ち。

「この家(土地)は家族が戻ってくる場所だから、売らずに守りたい」

いつだか2人で飲んだ時、そんな話をしていました。

 

とはいえ、5000万円ものローンを組むことなんて難しい。どうしよう…。

 

そんな時です。ふと「賃貸くっつけたらどうかな」とひらめきました。

まるで「メロディが自然に上から降りてきた」というアーティストのような感じでです。

 

仮に1DK家賃9万~10万円の部屋を4つ作ったら月に40万円の収入。実家そばは4畳半一間をリフォームしたアパートが多いので少し広めの部屋は需要もあるはず。世間には一括借り上げという便利なものもあるというし。手数料を2割取られても30万円以上残る!

 

もちろん賃貸スペースを作る分予算も上がりますが、いろいろ調べてみることにしました。

 

 

☆今回の言葉☆

『解体』

更地に家を建てるだけなら話は早いのですが、古い建物を解体するとなると途端にややこしくなります。

解体では建物を壊す以外にも、養生、足場組み、廃棄物処理などさまざまなことが必要に。

検索上位に出てきたこのHPを見ると単純計算で坪単価4.5万円ほどかかるようですね。もちろん現場の状況により金額は大きく異なります。



【第7回】今度は親から「バカ」と言われました。

実家に戻り小さいながらも“マイホーム”という基地を作ろうと決心した私。

これを母親に話すときはかなり勇気が必要でした。今まで嫁姑問題を解決できず、親を罵倒したこともあったのですから。

 

しかし決断したからには早い方がいい。実家に足を運び、勇気を振り絞って母に「目の前に小さい家を建てたい」と話したところ……。

 

「あんた、バカ?」

 

驚くような答えが返ってきたのです。

母は孫と一緒に暮らすことを望んでいたのに、なぜ? こっちは親孝行の意味も含めての相談だったのに。

 

母の言い分はこうです。

 

●実家はすでに築40年以上。ただでさえ狭い土地に新しい家を建てたら古い家を壊すときにどうするんだ。

●しかも前に新しい家を建てたら奥の土地を売りたいという話になったときに売れないろう。

 

確かにそうですが……。それを言われちゃ前に進めなくなるでしょう。

しばし考え込んでいると、再び母がこう言います。

 

「(今の古くなった実家を)壊して二世帯を建てるのはどうだ?」

 

なるほど。それは考えませんでした。立替えと新規建築を一度に出来るなら、母が懸念する問題も解決できそうです。

 

私「いいアイデアかもしれないね。で、(母は)いくらくらい予算があるの?」

母「予算? 葬式でお金全部使っちゃったし、そんなものないわよ」

私「???? ないって……。実家壊して家を建て替えるんだろ?」

母「それくらい、あなたがなんとかしなさいよ。家を建てたいんでしょ」

 

何だか思わぬ展開になってきました。。。

 

 

☆今回の言葉☆

『共有名義の土地に家を建てる』

ひとつの土地が複数の名義になっていると、建築する際には自分の判断だけではできません。他の名義人の同意を得なければならないのです。これは親兄弟だろうと同じ。他にも土地の利用形態を変えたり形質変更(宅地造成、土地の掘削、土壌の採取、開墾など)する場合も名義人全員の同意が必要。





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